ラジオ体操で健康づくり 20201013

こんにちは。ケイゾクです。

ここ最近ラジオ体操に興味を持ちました。

日本のことを「ラジオ体操の音楽が流れると、ほぼ全員が同じ動きをするおかしな国」と言っているのを聞いたことがきっかけです。

ラジオ体操の音楽を聴くと、確かに一つ一つの振り付けが頭の中に浮かびました。

ああ、動きが刷り込まれているんだなあと感じました。まわりでも「わからない」と言っている人を見たことがありません。

平成26年版の厚生労働白書第1部から、「健康長寿社会の実現に向けてー健康・予防元年ー」と書かれているものを見つけました。

こちらのコラムに「ラジオ体操で健康づくり」とあったので、要約等していきます。

〜以下要約〜

1928(昭和3)年11月1日に初めて放送が開始された。高齢者や障害者が座ってできる「みんなの体操」が1999(昭和11)年に創設された。

背伸びの運動から始まるラジオ体操第一は、老若男女を問わず、誰にでもできることに重点を置いたものである。一方、動きが大きい跳躍から始まるラジオ体操第二は、第一より運動量を増やし、「職場で勤労する人」などが「疲労回復」や「能率増進」ができるよう体力・筋力の強化にポイントを置いている。また、「みんなの体操」は、加齢等により衰えた全身の筋肉(萎縮しがちな筋肉)を伸展することにより、血行促進を図ることに狙いが置かれている。

2009(平成21)年度に神奈川県立保健福祉大学健康サポート研究会がラジオ体操を習慣化している高齢者(60歳以上の男女506名)に対し調査分析した結果によれば、「ラジオ体操を継続している高齢者は、一般の人と比較して抹消部の血液循環が良好であるといえるほか、特に歩行能力と筋力に優れており、身体の諸機能の意地・増進に貢献できているものと示唆される」との結果を出している。

ラジオ体操は、場所を選ばず短時間で気軽にできるものであり、健康寿命延伸に一役買うものとして今後も期待される。

〜以下ラジオ体操の歴史〜

ラジオ体操が始まったのは、昭和3年のことだから、非常に古い体操であることが分かる。

もともとその前から、アメリカでは「メトロポリタン生命保険会社」がラジオ体操を行っていた。

それを現在のかんぽ生命の課長が視察したことが、日本でラジオ体操が始まったきっかけだと言われている。

昭和3年ラジオ体操第一、放送開始
昭和7年ラジオ体操第二、放送開始
昭和14年ラジオ体操第三、放送開始
昭和20年8月15日〜8月22日まで中止
昭和21年ラジオ体操改訂版第一、放送開始
ラジオ体操改訂版第二、放送開始
ラジオ体操改訂版第三、放送開始
昭和22年9月
〜昭和26年5月
放送中止
昭和26年ラジオ体操再改訂版第一、放送開始
昭和27年ラジオ体操再改訂版第二、放送開始
ラジオ体操の歴史は70年ほどであるが、時代とともにその姿は変わっている。

私たちに馴染みの深いラジオ体操は戦後の再改訂版である。

一貫しているのは、必ず音楽がつき、「自然と」やりたくなるようにできていることである。

単なる記憶的な反覆にならないように、音楽が体操の動きを自然に導き出すものでなければならない。

ラジオ体操は、体操というより、むしろ日本人全員に刷り込まれた集団暗示のようである。

◎ラジオ体操は13の動きでできている

1 背伸び背筋を十分に伸ばして、良い運動姿勢を作る。
2 手足の運動腕と脚を刺激して、全身の血行を促進する。
3 腕を回す肩関節を柔軟にし、肩こりや首筋の疲れをとる。
4 胸をそらす胸部を大きく広げて胸の圧迫を取り除き、呼吸機能を促進させる。
5 横曲げ横曲げで背骨を柔軟にする。脇腹の筋肉を伸ばすので、消化器官の働きを促進する。
6 体を前後に腰椎部の柔軟性を高めて腰部の圧迫を除くため、腰痛予防になる。
7 腕を振って体を捻る胴体の主要な筋肉を伸ばし、背骨を柔軟にし、腹部の圧迫を除く。
8 腕を上下に腕を上下に曲げ伸ばすことで全身を緊張させ、素早さと力強さを身に付ける。
9 体を斜め下に、胸をそらすお尻から脚の後ろ側の筋肉を伸ばし、腰の圧迫を取り除く。合わせて胸部を広げる。
10 体を回す腰の周りの筋肉を伸ばし、背骨を柔軟にする。腰の悪い癖や圧迫を取り除く。
11 跳ぶ脚部の筋肉を活発に動かすことで、全身の血行を良くし、体の緊張をときほぐす。
12 手足の運動(2と同じ)(2と同じ)
13 深呼吸呼吸をゆっくり行うことで、体を早く安静時の状態に戻す。
(かんぽ生命より)

◎ラジオ体操をすると望める効果

身体が柔軟になる/血液・リンパの循環促進/新陳代謝促進(ダイエット効果と若返り)/免疫力アップ/内臓機能アップ/脳機能アップ/アンチエイジング(老化抑制)効果

2010年から日本各地の方言による「ローカル版ラジオ体操」も作られるようになった(津軽・岩手・茨城・大阪・広島・土佐・博多・熊本・鹿児島・ウチナーグチなど)。スマホアプリも登場している。

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